奈良は最古の都のあった伝統のある地であり、古代文化の宝庫でもあります。
仏像その他、寺院建築は造形性と精神性において、追随を許さぬものがあると思っております。
そんな恵まれた状況の中で、我々も研鑽を重ねてきました。
当初は二年に一度の作品展を中心に、会員のまとまりと懇親を深めてきました。
当初は洋画と日本画を中心に作品展を続けてきましたが、近年活動が広がり、
スケッチ会や新年会、懇親会、時にはアトリエ訪問など多岐にわたるようになってきています。
作品展もジャンルを広げ、洋画や日本画の他に工芸や彫刻、書なども加え、スケールも大きくなってきました。
展覧会も大作を中心としたものと、小品中心のものを交互に行い、毎年の展示活動となりました。
しだいに充実したものになってきていると、自負しております。
思い返すと、しだいにその様相を変えながら、2011年現在で30年近くの活動の歴史を重ねて来たことになります。
ホームページも開設し、全体や個人の活動を全国に発信しています。
今後もますます発展してゆくよう、とりわけ若い人達が加わって、盛り上げてくれることを願っています。